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クルスクの戦い[くるすくのたたかい]
クルスクの戦い(クルスクのたたかい、(''シュラハト・バイ・クルスク'')、(''クールスカヤ・ビートヴァ''))は、第二次世界大戦、東部戦線(独ソ戦)中の1943年、ソビエト連邦(以下ソ連)の都市であるクルスク周辺をめぐり、ナチス・ドイツ(以下ドイツ)軍とソ連軍(赤軍)との間で行われた戦闘の名称である。ドイツ軍の正式作戦名「ツィタデレ(城塞)作戦」()。ドイツ側約2,800輌、ソ連側約3,000輌の合計約6,000輌〔の戦車が戦闘に参加し、「史上最大の戦車戦」として知られる 。クルスク戦車戦、クルスク会戦とも呼称される。 == 背景 ==
=== 第三次ハリコフ攻防戦 ===
1943年上半期の第三次ハリコフ攻防戦の結果、独ソ戦の戦線はクルスクを中心にソ連側の突出部が生じた。ドイツ軍は消耗が激しく、もはや広大な戦線で大攻勢をかける力がなかったため、局地的な攻勢を行って東部戦線を安定させ、予想される西側連合国の大陸反攻に備えて必要な予備兵力を確保することが計画された。クルスク周辺を中心とする赤軍の突出部へ先制攻撃をかけるべきか、防衛戦後に追撃戦を行い赤軍を撃滅するべきかが検討されたが、最終的にアドルフ・ヒトラー、参謀総長クルト・ツァイツラー、中央軍集団司令官ギュンター・フォン・クルーゲらの主張により、クルスクの突出部へ先制攻撃をかけることが決定された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クルスクの戦い」の詳細全文を読む
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