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クルタ計算機[くるたけいさんき]
クルタ計算機(クルタけいさんき、)は小型で手回し式の機械式計算機である。1948年に登場した。非常に小型であることが特長で、その円筒状の筐体は手のひらに収まるほどである。 四則演算のほか、より複雑な操作で平方根などの演算も行える。クルタ計算機の設計はゴットフリート・ライプニッツの歯車式計算機の派生であり、歯車で数値を累算し、段付歯車機構で加算・補数演算を実行する。 == 発明 == クルタ計算機はユダヤ系オーストリア人のクルト・ヘルツシュタルクがブーヘンヴァルト強制収容所に収容されていたあいだに発明した。ヘルツシュタルクは収容所で生き残り、第二次世界大戦の終結を迎え、その設計を完遂した。クルタ計算機はリヒテンシュタインの国策会社 Contina AG Mauren によって製造された。 クルタ計算機は1970年代に電卓に取って代わられるまで、利用可能なものではもっとも携帯性に優れた計算機であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クルタ計算機」の詳細全文を読む
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