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Curva EST(クルヴァ・エスト)とは、かつてJリーグ・浦和レッドダイヤモンズがホームスタジアムとして使用している駒場スタジアムの東側コーナー立見席を指し、URAWA BOYS及びURAWA BOYSと共同歩調を取る複数のサポーターグループの総称として知られていた〔豊田 2000、105頁〕。通称クルヴァ。 == 歴史 == 浦和レッズの応援をリードするサポーターグループURAWA BOYS(以下UB)は、1998年のリーグ戦まで駒場スタジアムの東側ゴール真裏立見席に陣取って応援していたが、リーグ戦終了後の天皇杯から応援場所をコーナー立見席に移動した。ゴール裏立見席には奥行きがないので縦に厚みができない点や、コーナー立見席なら屋根(正確には2階席)の反響を利用できる点など、移動理由は色々あった〔URAWA BOYS SNAKE 1998 / HISTORY - URAWA BOYS SNAKE '98・オフィシャルサイト〕〔清尾 2001 38頁〕。 CURVAとはイタリア語でカーブを意味し、サッカー界では熱狂的サポーターが陣取るゴール裏のスタンドを指す〔豊田 2000、99頁〕。駒場スタジアムのコーナー立見席はカーブを描いており、CURVAと呼ぶには好都合の場所であった。UB及びUBと共同歩調を取る複数のサポーターグループは2000年頃からCurva ESTという言葉を頻繁に使うようになり、やがてCurva ESTは浦和レッズサポーターの間でも認知されるようになった。浦和レッズサポーターは一般的に彼らのことをクルヴァと呼ぶ。 なお、Curva ESTとは、UB及びUBと共同歩調を取る複数のサポーターグループの総称として浦和レッズサポーターの間では認知されているが、2002年にCurva ESTがCurva OVEST(駒場スタジアム西側コーナー立見席で応援していた複数のサポーターグループの集合体。2002年に解散)と揉めた際に発表した声明では、自分たちのことを「集合体URAWA BOYS」と名乗り、Curva ESTとは応援する場所に過ぎない、と述べている。 2014年3月8日のサガン鳥栖戦で埼玉スタジアムのホーム側ゴール裏席の入場口(通称「209ゲート」)に「JAPANESE ONLY(日本人以外お断り)」という人種差別的横断幕を掲げたことでチームが無観客試合などの処分を受けた。掲げたグループである「URAWA BOYS SNAKE '98」のメンバー20人に対し入場禁止の措置を受け(これにより「URAWA BOYS SNAKE '98」は事実上の解散)、同年3月28日にUBをはじめ「Curva EST」に所属する11グループすべてが解散されることが発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クルバ・エスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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