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クロウカードは、CLAMPによる漫画『カードキャプターさくら』に登場する魔法のカード。 本稿では、漫画版・テレビアニメ(以下アニメ)版双方に登場するだけでなく、アニメ・劇場版のオリジナルも含む全てのクロウカードおよびさくらカードについて記述する。 == クロウカード == クロウカードは、魔術師クロウ・リードが創った、封印が解かれるとこの世に災いが起こるとされる魔法のカードである。カード1枚1枚が生きており、それぞれに「名前」「姿」「魔力」がある。なお、クロウはイギリス人の父と中国人の母を持つハーフであるため、彼の魔術は西洋魔術と東洋魔術が混ざっており、カードの名前は全て英語と漢字で表されている。性格が多彩であり、戦いを好まないものから好戦的なもの、頭の良し悪しなどもある。クロウによって本の中に封じ込まれていたが、監視役だったケルベロスの不手際により散逸してしまっていた(アニメ版では本を開いたさくらが知らずに「風」のカードを発動させたために他のカードが飛び去ってしまった)。カードに名前を書けば、その名前の人以外の言うことは聞かない。クロウは占い師でもあった為、ある程度の枚数があればタロットのように占いもできる。原作では、全部で19枚ということになっている。 アニメ版では、封印者のさくらに限らず自分の力を抑えた人物に従うという設定が加えられ、アニメ版のみに登場する何枚かは小狼の所有となっていた〔封印はさくらが持つ杖でしか行えないが、封印されたカードの使用は杖がなくても行えるため小狼でも可能。〕が、最終的にはそれらも月の試練を突破してクロウカードの主と認められたさくらの所有となった。「星の杖」でクロウカードを使ったシーンでは、属性が異なる(クロウカードは「闇」属性)ため、正常に発動しなかった。 劇場版第2作では、52枚(名前のないカードを含めれば53枚)はプラスの力を持ち、「無」のカードはその力を相殺するだけのマイナスの力を持つことが明かされた。「無」のカードは封印されていたが、エリオルの家(元クロウの家)が解体されたことにより、封印が解けてしまった。また原作、アニメ共通の3枚の特殊カード(「鏡」「光」「闇」)と同じく人語を話すことができる(他のカードも「うん」や「あ!」などの短い言葉や、声を立てて笑うことなどはできる。「歌」「声」など人間の声を奪うことで人語が話せるようになるカードもある)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロウカード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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