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クロマツ : ウィキペディア日本語版
クロマツ

クロマツ(黒松、学名:)は、日本韓国の海岸に自生するマツ属の1種である。別名はオマツ(雄松)。
== 特徴 ==
樹高は、40 mに達することもあるが、自然の状態ではそこまで成長することはまれである。記録的な高さのクロマツとしては、「春日神社の松」(島根県隠岐郡布施村(現・隠岐の島町))の66 m、「緩木神社の松」(大分県竹田市。もと国の天然記念物)の60 m、「大日松」(茨城県大宮村(現・龍ケ崎市))の55 mなどがあったが、いずれも現存しない。
針葉は二葉で、7〜12 cmの長さで幅が1.5〜2 mm。球果は4〜7 cmの長さである。樹皮は灰黒色で厚く、亀甲状に割れ目が入りはがれる。
アカマツと比較してっぽい樹皮をしており、名前はこれによる。針葉もアカマツより硬く、枝振りも太いことから、別名「雄松(オマツ)」とも呼ばれる。一方、アカマツは「雌松(メマツ)」と呼ばれる。クロマツとアカマツの交じっている林では稀に雑種(アイグロマツ)が生じる。
品種として、タギョウクロマツ f. 〔米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) f. 〕がある、

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クロマツ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pinus thunbergii 」があります。



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