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クワラ州[くわらしゅう]
クワラ州 (Kwara State) はナイジェリア西部の州でミドル・ベルトと呼ばれる地域の南西部である。州都はイロリン、知事はブコラ・サラキ。1967年にヤクブ・ゴウォン将軍により旧北部州が分割された際にイロリン県及びカッバ県から創設された。当初の名前は西部中央州であったが、ニジェール川の地域名に因みクワラ州とされた。イロリンはラゴスの北北東306km、アブジャの西南西500kmである。 == 歴史 == クワラ州はエシエ文化の栄えた地で、オヨ王国の影響下に置かれ、のちヌペ王国が栄えた。1967年に当時の4州から12州に移行した際に設置され、当時はニジェール川南岸からベヌエ川との合流点の対岸までを含んだ東西に伸びた領域だった〔Peter P. Ekeh, An Historical Map of Nigeria Showing Twelve Federal States Created by Federal Military Government on the Eve of Civil War (1967) , ''Wilberforce Conference on Nigerian Federalism'', Association of Nigerian Scholars for Dialogue, 1997.〕。ビアフラ戦争後の1976年2月13日にイガラ族の住むニジール川以東のイダー/デキナがベヌエ=高原州の南部から分割されたベヌエ州に移管された。1991年8月27日には東部のオイ、ヤグバ、オケネ、オケヒ、コギとベヌエ州西部からコギ州が設置され、ボルグが北のナイジャ州に移管された。南にエキティ州、オスン州、オヨ州と接し西はベナンのボルグ県である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クワラ州」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kwara State 」があります。
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