翻訳と辞書 |
クン・テムル
クン・テムル(、)は、モンゴル帝国の第21代(北元としては第7代)皇帝(大ハーン)。モンゴルの年代記『黄金史綱』ではトゴーン、『恒河の流れ』ではコケ・テムルと表記され、漢語史料の『明実録』では坤帖木児と表記される。 == 生涯 == 第6代ハーンだったエルベク・ハーンの子〔『蒙古源流』による。『恒河の流れ』は''エンケ・エルベク''(エンケ・ハーンとエルベク・ハーンの事績が混同されて一人の人物とされた)の子とする。〕。1399年に父が殺害されると跡を継いだ。オルク・テムルと対立し〔岡田英弘はクン・テムル単独で、あるいはオルク・テムルの傀儡としてオルジェイ・テムルと敵対していたと推測している。 岡田英弘『モンゴル帝国から大清帝国へ』、271頁〕、1402年に殺害された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クン・テムル」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|