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クン・テムル : ウィキペディア日本語版
クン・テムル

クン・テムル(、)は、モンゴル帝国の第21代(北元としては第7代)皇帝(大ハーン)。モンゴル年代記黄金史綱』ではトゴーン、『恒河の流れ』ではコケ・テムルと表記され、漢語史料の『明実録』では坤帖木児と表記される。
== 生涯 ==
第6代ハーンだったエルベク・ハーンの子〔『蒙古源流』による。『恒河の流れ』は''エンケ・エルベク''(エンケ・ハーンとエルベク・ハーンの事績が混同されて一人の人物とされた)の子とする。〕。1399年に父が殺害されると跡を継いだ。オルク・テムルと対立し〔岡田英弘はクン・テムル単独で、あるいはオルク・テムルの傀儡としてオルジェイ・テムルと敵対していたと推測している。 岡田英弘『モンゴル帝国から大清帝国へ』、271頁〕、1402年に殺害された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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