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クーダンクラム原発 : ウィキペディア日本語版
クダンクラム原子力発電所[くだんくらむげんしりょくはつでんしょ]

クダンクラム原子力発電所(くだんくらむげんしりょくはつでんしょ,Koodankulam Power Plant)とはインド南端のタミル・ナードゥ州ティルネルヴェーリ県のクダンクラム地区(Koodankulam)にあるインド原子力発電公社が建設している原子力発電所である。1号機は2011年12月に商業運転開始の予定であったが、福島第一原子力発電所事故を受けて広がりをみせる住民の反対運動のため延期されていたが、2014年12月31日に商業運転を開始した。

==概略==
インド共和国(以下、インド)はIAEAに加盟していないことなどから核関連の国際協力を得ることが困難であり、最初の原子力発電所が1969年に操業を開始するなど早期から実用化していたものの、いずれも比較的小規模な発電所が多かった。
しかし、1988年にロシアと原子力発電所建設で両首脳が合意。その後中断期間を経て1997年にインドの国営企業であるインド原子力発電公社がロシアの原子力関連企業アトムストロイエクスポルトの援助を受け、ロシアの原子力企業ロスアトムにより建設工事が開始、インド初の100万kwを超える原発稼働が目指された。2004年には資材搬入用の専用港が完成、2011年初めには工事が完了し、同年7月に試験運転が行われ、12月に商業運転を開始する予定であった。
なおロシアによる原発建設は、この地にさらに4基、インド全体で最大12基の計画がある。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クダンクラム原子力発電所」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kudankulam Nuclear Power Plant 」があります。



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