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クールシュヴェル()は、フランス南東部にあるサヴォワ県のアルプス山中に開かれた、リゾート地区である。スキーをはじめとするウィンタースポーツが盛んな高級リゾートとして知られている。 == 地理 == タロンテーズ谷に位置するクールシュヴェルは、行政上はサヴォワ県サン=ボン=タロンテーズの一部である。周辺のメリベル、ヴァルトランスと合わせ、トロワ・ヴァレーと呼ばれる世界最大級の広大なリゾートエリアを形成している。 クールシュヴェルは、いくつかの集落を結び付けた呼称である。すなわち、「クールシュヴェル1300」(本来の名は Le Praz)、「クールシュヴェル1550」、「クールシュヴェル1650」(Moriond)、「クールシュヴェル1850」である。集落につけられた数字は、標高を表している。もっとも、「クールシュヴェル1850」の最高地点は1747mである。このほか、クールシュヴェルの谷には、Latania などの地区が含まれる。 アルペンスキーヤーにとって、クールシュヴェル山腹の峡谷は最高難易度(黒ランク)の「black runs」として知られている。また、クールシュヴェルは、米国ユタ州のスキーリゾート地・パークシティと姉妹協定を結んでいる。これにちなみ、クールシュヴェルには、高難易度(赤ランク)の「パークシティ」というアルペンスキーコースがある。また、クールシュヴェルには、トロワ・ヴァレー全域のスキーインストラクターたちの大きな拠点がある。 クールシュヴェルは、フランスを代表する高級ウィンターリゾートとして知られている。2000年代半ばからは、ロシアの富裕層の姿も目立つようになった。 また、同じタロンテーズ谷には、クールシュヴェルを含んだトロワ・ヴァレーのほかに、Paradiski や Espace Killy といった大規模なリゾートがある。このため、クールシュヴェル/トロワ・ヴァレーのリフトの週間チケットは、ほかの2地区で一日チケットとして利用するという選択もできる。かつてはこれら3地区を連結するという計画もあったが、ヴァノワーズ国立公園が指定されたことにより開発は中止された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クールシュヴェル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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