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クールトビヤモリ
クールトビヤモリ(''Ptychozoon kuhli'')は、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目ヤモリ科トビヤモリ属に分類されるトカゲである。パラシュートヤモリとも呼ばれる。 == 分布域・形態 == タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシア(ジャワ島、スマトラ島、ボルネオ島)、シンガポールに分布する。 全長18-19センチメートル。四肢や指の間、胴体の側面にヒダがある。このヒダを広げることにより空気抵抗を大きくし落下の衝撃を減らすことで、高い木から低い木へ滑空して移動する。最大飛距離は約60センチ程度である。尾にも半円状のヒダが無数に並び、空気抵抗を大きくする役目を果たしていると考えられている。これらのヒダは輪郭をぼかし、体の模様と共に樹皮への擬態にも役立っている。 尾は自切できるが、再生尾にはヒダがない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クールトビヤモリ」の詳細全文を読む
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