翻訳と辞書 |
クールラント・ポケット : ウィキペディア日本語版 | クールラント・ポケット
クールラント・ポケットは、第二次世界大戦、独ソ戦において行われた戦闘である。ソビエト赤軍第1バルト方面軍集団はメーメル近郊でバルト海に到達し、ドイツ国防軍北方軍集団はラトビアのクールラント半島のリエパーヤからツゥクムの間で包囲された。1945年1月25日に北方軍集団はクールラント軍集団と改名、終戦までそこで孤立したままであった。そして、1945年5月8日、ドイツ軍の他の部隊と共に降伏した。 ==背景== クールラント地域はロシア革命後の1918年に独立を宣言したラトビア共和国の一部となったが、1940年にラトビアがソビエト連邦により併合されると、同地域もラトビア・ソビエト社会主義共和国の一部としてソ連領に編入された。1941年、バルバロッサ作戦が開始されナチス・ドイツが侵攻し、北方軍集団はクールラント半島及びその周辺島嶼を含むラトビア全土を占領、さらに北進し、2年間に渡りレニングラードを攻撃したが、結局、果たせなかった(レニングラード包囲戦)。以後、ソビエト赤軍による反撃の準備が進められていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クールラント・ポケット」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|