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『クール・ランニング』(原題: ''Cool Runnings'')は、ジョン・タートルトーブ監督のスポーツ・コメディ映画。 == 概要 == 南国ジャマイカのボブスレー(男子4人乗り)チームが、カナダのアルバータ州カルガリーで1988年に行われた冬季オリンピックに初出場した実話を基に、フィクションのエピソードを加えて制作された作品である(登場人物は全て架空〔ジャマイカチームのプロデューサーが手押し車レースに着想を得ているのは事実であるが、そのまま手押し車レーサーがメンバーに加わるのは映画のフィクション。また、発足に際して本職の陸上選手には断られており、ジャマイカ国防軍の協力を得て軍人から選手を集めている。ただし最終的には兄の負傷に伴い急きょ交代したソウル五輪を目指す現役陸上選手が一名参加した(ネルソン・クリスチャン・ストークス著『クール・ランニング物語 ジャマイカ・ボブスレーチームの軌跡』より)。〕)。 映画の音楽は随所にレゲエが用いられ、カルガリーの雪景色に南国の陽気なリズムという相反するイメージを融合させている。挫折を味わったジャマイカチームが様々な苦難と戦いながら友情を深め、カルガリーオリンピックで活躍する姿を、コミカルでありながらも感動的に描いている。 本映画のヒットもあり、実際のジャマイカチームは国の資金援助を得て以降2002年ソルトレイクシティオリンピックまで5大会連続出場。以降は資金援助が減り、出場から遠ざかっていたが、2002年当時の選手が現役復帰し、世界中からの寄付金も得て2014年ソチオリンピックで12年ぶりに出場を果たしている。〔ソチ五輪で「クール・ランニング」復活 寄付金でジャマイカ・ボブスレー出場(SankeiBiz) 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クール・ランニング」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cool Runnings 」があります。 スポンサード リンク
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