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グィネヴィア
グィネヴィア(Guinevere)は、伝説的な人物で、アーサー王の王妃。ギネヴィア、グェネヴィア、グィナヴィーア、グウィニヴィア、グインネヴィアなど多数の表記がある。 グィネヴィアで最も有名な話は、円卓の騎士長ランスロットとの不倫で、その話が最初に出てくるのは、フランスの吟遊詩人クレティアン・ド・トロワの『荷車の騎士ランスロ』(1171年~1181年の間) (:ja:ランスロまたは荷車の騎士 とリンク -->" TITLE=":en:Lancelot, the Knight of the Cart">:en:Lancelot, the Knight of the Cart) の中である。この題材は、13世紀初期のランスロ=聖杯サイクルにはじまって、後期流布本サイクル 、トマス・マロリーの『アーサー王の死』まで、アーサー王物語の中で繰り返し取り上げられた。2人のアーサー王への裏切りが王国を滅亡させるという筋である。 == 名前 == Guinevereのウェールズ語形であるグエンフイヴァル''Gwenhwyfar''(ケルト祖語で「白い妖精」を意味する "Uindā Seibrā"と訳すことが可能であるため、「グィネヴィア」という名前は形容語句であるかもしれない。一方、ウェールズ文学にGwenhwyfarの妹の1人として登場するグエンフイヴァハGwenhwy-fach(小さきGwenhwy) (:en:Gwenhwyfach) とキャラクター的に対比をなすグエンフイマウルGwenhwy-mawr(大いなるGwenhwy)から派生したという説もあるが、レイチェル・ブロムウィッチ (:en:Rachel Bromwich) は、『ウェールズのトライアド』に関する学術書の中で、その語源の説明に否定的な見解を取っている。また、ジェフリー・オヴ・モンマス はラテン語のグアンフマラGuanhumaraに由来すると言っている。近代英語 ではこの名前をJennifer(ジェニファー)と表記する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グィネヴィア」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Guinevere 」があります。
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