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シタグリプチンリン酸塩水和物(シタグリプチンリンさんえんすいわぶつ、''Sitagliptin'' Phosphate Hydrate)は、DPP-4 (Dipepeptidyl peptidase-4) 阻害薬に分類される経口血糖降下薬である。DPP-4はインクレチンの分解に関係する酵素であり、これを阻害することで、高血糖時のインスリン分泌を高めて血糖値を低下させると考えられている。GLP-1アナログ製剤であるリラグルチドと同じくインクレチン関連薬の1つであり、SU剤に代表される経口血糖降下薬に比べて低血糖のリスクが少ないとされる。上気道感染症・尿路感染症の副作用が3%に見られたが、膵疲弊の軽減の結果かHOMA-βやプロインスリン/インスリン比を改善した。頻度の高い副作用としては低血糖・下痢などが知られている。 ==承認状況== 2007年10月、アメリカで承認された〔 〕後、2009年9月、欧州で承認された。 2009年10月、日本国内で承認され、小野薬品工業からグラクティブ として、MSD株式会社からジャヌビア として其々発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シタグリプチン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sitagliptin 」があります。 スポンサード リンク
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