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グラス・ハープ : ウィキペディア日本語版
グラス・ハープ

グラス・ハープ()とは、グラスガラス製足付酒杯)の縁を指でこすってを発することで楽器として使用するものである。口径・腰径の異なる複数のグラスを大きさ順に並べるが、様々な作品を演奏できるように十二平均律半音階を網羅して並べ、基本的には、で濡らした指先をガラスの縁に触れさせる摩擦によって、共鳴するガラスからの音で音楽を奏する。
== 演奏 ==
手が水で濡れていないと、指とガラスとの間に適度の摩擦が起きないため、演奏中も常に水で濡らす必要がある。ガラスが汚れると効果が薄らぐため、蒸留水を用いる。指に、分をはじめとする汚れがあると、やはり指とガラスとの間に適度の摩擦が起きないため、演奏前はアルコール石鹸などで汚れを落とす必要がある。
グラスの口径・腰径・ガラスの厚さなどで音程が変わるが、音程を調節するには、中に水を入れることが一般的になされている。但し、演奏前に大きな負担的作業となり、また濡れた指から滴り落ちた水滴が入ってしまったり、乾燥した空気によって蒸発してしまったりで音程が簡単に狂ってしまう危険性や、あるいは演奏中不意にこぼしてしまう危険性も高く、更に、演奏の度に水を入れたり抜いたりする作業の手間がかかるため、それらを排除し、常に準備なしに一定した音程を保てるよう、後にS. ホプキンソン=スミス(、1797-1872)の発明によって、水を中に入れて音程を調節しなくとも、そのものだけで音程が固定されたグラスが製作されるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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