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グラディエーター : ウィキペディア日本語版
グラディエーター

グラディエーター』(原題:''Gladiator'')は、2000年に公開されたアメリカ合衆国の歴史映画。帝政ローマ時代中期を舞台とし、ラッセル・クロウ扮するローマ軍将軍マキシマス・デシマス・メレディウスは皇帝アウレリウスと皇太子コモドゥスの確執に巻き込まれて家族を失い、自らも奴隷に身分を落とす。マキシマスはコモドゥスへの復讐を誓い、ローマ文化の象徴の一つである剣闘士グラディエーター)として名を上げていく。
制作会社はドリームワークスで、監督は『エイリアン』、『ブレードランナー』などを製作したリドリー・スコット。主要キャストはラッセル・クロウホアキン・フェニックスコニー・ニールセンオリヴァー・リード(これが遺作となった)、ジャイモン・フンスーデレク・ジャコビリチャード・ハリス
2000年5月5日に発表された同作は優れた映像美やストーリーから大きな商業的成功を収めた。批評家からも高い評価を得て、第73回アカデミー賞作品賞並びに第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞する名誉を受けた。
本作の成功を受けて、すぐに製作陣では続編として本編の前後を描いた作品が計画されたものの、現在に至るまで実現されていない。
== ストーリー ==

=== 冒頭 ===
時代はネルウァ=アントニヌス朝ローマ帝国。平民出身の将軍マキシマス・デシムス・メレディウス(Maximus Decimus Meridius)は、ゲルマニア遠征で、蛮族との決戦を迎えていた〔リドリー・スコットの発言や史実の時系列などから、恐らくマルコマンニ戦争の描写と思われる〕。降服を説得するためローマ軍から遣わされた使者が斬首され、その首が晒されたのを皮切りに両軍の戦闘が始まる。ローマ帝国軍は東方属州からの弓兵隊や工兵隊のカタパルトを駆使して森林地帯に潜むゲルマニア軍に砲撃を与えた後、軍団兵を前進させる。高地に陣取る蛮族の軍勢に軍団兵は苦戦を強いられるものの、マキシマスは自ら騎兵部隊を率いて蛮族を背後から強襲して敵将を討ち取り、結果として勝利を得る。傷付き倒れる兵士達を目に、老境を迎えつつあった皇帝アウレリウスは膨張し続ける帝国の崩壊が近付いている事を悟るのだった。
老いた皇帝を悩ませるもう一つの問題が、帝位継承についてだった。賢帝と名高いアウレリウスは、勇気や正義感など持たず、貴族との政治や策謀に没頭する皇子コモドゥスを疎ましく思い、その一方でマキシマスの勇敢かつ無欲な部分を気に入っていた。アウレリウスは、問題を抱えるローマを根本的に立て直すには、民衆が貴族と同等に政治を行っていた共和制へ戻す必要があると考え、その遺志の実現には継ぐにはマキシマスに帝位を譲るべきだと考える。一方、皇帝の実子であるコモドゥスは、父の愛情が自身に向けられていない事を不安に感じ、旧友でもあるマキシマスに、側近として自分の治世を助けてくれるように頼む。
アウレリウスはマキシマスを自らの天幕に呼び寄せ、戦いの愚かさについて説く。マキシマスはローマを光に例えて遠征の意義を反論するが、アウレリウスは「退廃してしまった近年のローマを知らない」とマキシマスを諭す。そして共和制へ戻す構想を伝え、その実行者としてマキシマスを指名する。マキシマスは「帝位を継ぐ気でいるコモドゥスはどうなるのか」と尋ねるが、アウレリウスは「君主の器ではない」と一蹴する。アウレリウスは自分が必ず説得すると約束し、マキシマスは考える時間が欲しいと述べて天幕を離れる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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