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グラナダCF : ウィキペディア日本語版
グラナダCF[ぐらなだしーえふ]

グラナダ・クルブ・デ・フトボル(, )は、スペインアンダルシア州グラナダ県グラナダを本拠地とするサッカークラブである。
== 概要 ==
1931年4月14日、レクレアティーボ・デ・グラナダ (''Recreativo de Granada'') という名称で設立され、初代会長にはフリオ・ロペス・フェルナンデスが就任した〔Datos del club グラナダCF公式サイト 〕。デポルティーボ・ハエン (Deportivo Jaén) との間で最初の試合が行われ、2-1で勝利した。クラブ史上初得点となったこの試合の先制点はアントニオ・ボンビリャール (Antonio Bombillar) が決めている。1931-32シーズンにはテルセーラ・レヒオナルで優勝した。この後上位リーグへの昇格を重ね、1941-42シーズンにはプリメーラ・ディビシオン(1部)に到達した。1940年代以後はプリメーラ・ディビシオンとセグンダ・ディビシオン(2部)を往復し、1980年代までセグンダ・ディビシオン以上のリーグにとどまり続けた。1958-59シーズンにはコパ・デル・レイで決勝まで勝ち進んだが、FCバルセロナに1-4で敗れて準優勝に終わった〔悲劇のチーム、グラナダCF footballista公式ブログ、2007年4月26日〕。1970年代には8シーズンの間プリメーラ・ディビシオンの座を維持し続けてクラブの黄金期を迎え、1971-72シーズンと1973-74シーズンには過去最高位であるプリメーラ・ディビシオン6位となった。1971-72シーズンにはエンリケ・ポルタピチーチ賞(リーグ得点王)を獲得している。1980年代にはセグンダ・ディビシオンB(3部)に低迷し、2002-03シーズン終了後には給料未払いのペナルティでついにテルセーラ・ディビシオン(4部)降格処分を受けた。2007年には元レアル・マドリード会長のロレンソ・サンスとロレンソの弟のフランシスコ・サンスがクラブにやってきて、セグンダ・ディビシオンB昇格の手助けをした。2009年7月には財政難からクラブ存続の瀬戸際に立たされたが〔「“子会社”ゆえに補強はままならず。レシーノの手腕に命運を託す」 footballista、ソルメディア、2012年2月8日号、17頁〕、イタリア・セリエAウディネーゼ・カルチョと業務提供を結び、ウディネーゼのオーナーであるジャンパオロ・ポッツォがオーナーに就任した〔グラナダがプレーオフを制して36年ぶりの1部昇格。新シーズンの全20チームが出揃う WOWOWリーガニュース、2011年6月20日〕〔。エンリケ・ピナ新会長はファブリ監督を招聘し、ウディネーゼから多数の若手選手をレンタル移籍で受け入れて戦力拡大を図った〔。また、ウディネーゼでは登録できない外国人選手をいったんグラナダCFに登録した上で、イタリアのクラブにレンタル移籍させることなども行っている〔。2009-10シーズンはセグンダ・ディビシオンB(3部)で1位となり、プレーオフを勝ち抜いて22シーズンぶりのセグンダ・ディビシオン(2部)昇格を決めた。2010-2011シーズンもウディネーゼからレンタル移籍で獲得した多数の選手を擁し、セグンダ・ディビシオンで5位となってプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格プレーオフ出場権を得た〔 。プレーオフ準決勝ではセルタ・デ・ビーゴに2試合合計1-1 (PK 5-4) で勝ち上がり、決勝ではエルチェCFにアウェーゴール差の末に勝利して35年ぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格を果たした。
マラガCFに対してライバル意識があり、両者の対戦は東アンダルシア・ダービーと呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グラナダCF」の詳細全文を読む



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