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グラニ
グラニ〔『エッダ 古代北欧歌謡集』などにみられる表記。〕(グラネ〔『北欧神話と伝説』などにみられる表記。〕とも。)は、北欧神話に登場する灰色の毛並みをした牡馬〔菅原、p.90。〕。オーディンの持つ駿馬スレイプニルの血を引いているとされる〔『北欧神話と伝説』260頁。〕。 『ヴォルスンガ・サガ』では、シグルズはレギンに義父のヒャールプレイク王が管理する馬の中から自分の馬を求めろと言われ、王に好きな馬を選ぶ許しをもらい、行き会った老人(オーディン)の忠告を得て選んだ〔『アイスランドサガ』、552頁「ヴォルスンガサガ」第13章。〕。 『古エッダ』の『レギンの歌』では、シグルズがヒアールプレクの飼育馬の中から自身の判断でグラニを選んだとされている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』133頁。〕。 なお、ワーグナーのオペラ『ニーベルングの指環』では、ブリュンヒルデの馬にグラーネ(''Grane'')という名がつけられている。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グラニ」の詳細全文を読む
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