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グリーン投資 : ウィキペディア日本語版
グリーン投資[ぐりーんとうし]

グリーン投資(英語:''Green Investments'')とは、とりわけ欧米の金融投資家が投資決定をする際の分類として確立されてきている概念であり、金融投資から見落とされてきた環境問題等の経済外部性を投資判断の考慮にいれている点が従来と大きく異なる。
==概要==
グリーン投資は、債券株式などの伝統的投資(conventional investments)、非上場株式、不動産、商品などの代替投資(alternative investments)という従来の投資分類を超えて、地球温暖化や森林破壊等の環境問題の有効な対策となり、各種社会問題に配慮した投資を包含した概念であり、具体的な投資対象は株式、債券、非上場株式、不動産、インフラ、植林、農業投資など多岐に渡る。
こうした環境配慮型の投資の必要性は、20世紀末頃より金融投資家に意識されていたものの、経済的リターンを度外視した社会貢献型(寄付型)の投資や、一部リターンを犠牲にする形で社会的価値を創出する形態のものが主であったため、広報効果やIRを意識した小規模なものに過ぎなかった。
グリーン投資が年金や保険会社のような長期投資家を中心に、主たる投資対象と認識され始めたのは2010年以降であり、これは地球温暖化により頻発する異常気象、その原因となる温室効果ガス(二酸化炭素等)を排出している企業活動の持続的発展が難しいことが国連ダボス会議等を通じて認識され始めたことに起因している。
例えば、地球温暖化が進めば、いずれ化石燃料は埋蔵量があったとしても燃焼させることができなくなり、温室効果ガスを最も排出している発電用石炭採掘企業の企業価値は、最大で7割毀損することが見込まれる等、投資リターンの観点でもこうした企業/事業への投資が合理性がなくなってきたことにより、リターンを重視する金融投資家の行動が変化してきている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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