|
グレシーニ・レーシング ( Gresini Racing ) はロードレース世界選手権に参戦するイタリアのレーシングチーム。MotoGPクラスではサンカルロ・ホンダ・グレシーニの名前で、ホンダのサテライトチームとして活動している。 == チームの歴史 == 125ccクラスで2度の世界チャンピオンに輝いたファウスト・グレシーニが引退後のに設立した。 1997年、アレックス・バロスをライダーに、V2エンジンのホンダ・NSR500Vで500ccクラスに参戦を開始する。デビューイヤーには表彰台を獲得することができた。翌もバロスは残留し、新たにV4エンジンのNSR500で戦うことになった。 からは加藤大治郎をライダーにNSR250を駆って250ccクラスに参戦の場を移した。シーズン、大治郎はシリーズチャンピオンを獲得し、チームは翌からフォルトゥナ・ホンダ・グレシーニ として、大治郎をライダーに最高峰クラス(この年からMotoGPクラスに移行)に復帰を果たした。2ストロークのNSR500で参戦を開始したが、シーズン終盤には4ストロークのRC211Vを供給された。 スポンサーが変更となりテレフォニカ・モビスター・ホンダとなったシーズンは大治郎の事故死という悲劇で開幕した。彼を追悼する意味で、チームロゴにはゼッケンの "74" が追加された。チームメイトのセテ・ジベルナウは年間4勝・シリーズ2位という成績を大治郎に捧げた。 翌もジベルナウはシリーズ2位となり、チームメイトのコーリン・エドワーズはシリーズ5位だった。、ジベルナウはチームに残留、新たにチームメイトとなったマルコ・メランドリがシーズン2勝を収めた。 はスポンサーにフォルトゥナが復帰し、メランドリとトニ・エリアスのライダーラインナップとなり、メランドリが3勝、エリアスが1勝を収めた。にはフォルトゥナのスポンサーシップを失ってしまったが、両ライダーは残留した。タイヤはミシュランからブリヂストンにスイッチし，800ccのRC212Vでシーズンを戦ったが、わずか表彰台2回と期待はずれな結果に終わった。 はライダーが一新されアレックス・デ・アンジェリスと中野真矢のコンビとなり、新たにイタリアのスナック菓子メーカーサンカルロがメインスポンサーとなった。は中野に代わりエリアスがチームに復帰し、シーズンを戦った。 はMotoGPクラスはライダーを一新し、チーム復帰したマルコ・メランドリのチームメイトにルーキーのマルコ・シモンチェリが就く体制となった。またこの年から新たに始まったMoto2クラスには、降格した形となるエリアスと、ウクライナの新人ウラジミール・イワノフがモリワキのシャシーで参戦。エリアスが見事初代チャンピオンに輝き、チームに2度目のワールドタイトルをもたらした。 シーズン、MotoGPクラスではメランドリに代わり青山博一がシモンチェリのチームメイトを務める〔http://www.motogp.com/ja/news/2010/team+gresini+for+2011+with+simoncelli+and+aoyama〕。Moto2クラスのライダーは一新され、高橋裕紀とミケーレ・ピロのペアとなる〔http://www.motogp.com/ja/news/2010/gresini+moto2+line+up〕。しかしMotoGPクラス第17戦での事故によりシモンチェリを失い、チームは最終戦の欠場も検討していたが追悼のためとして参戦を決意し、Moto2クラスでピロが初優勝を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「グレシーニ・レーシング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|