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グレズリー式連動弁装置 : ウィキペディア日本語版 | グレズリー式連動弁装置[ぐれずりーしきれんどうべんそうち]
グレズリー式連動弁装置 (Gresley conjugated valve gear) は蒸気機関車の弁装置の一つであり、ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道 (LNER) の主任機械技師ナイジェル・グレズリー (Nigel Gresley) によりハロルド・ホルクロフト (Harold Holcroft) の協力を得て設計された。これにより、三気筒蒸気機関車の中央シリンダーの弁装置を、外側二気筒の弁装置からの連動梃によって駆動できる様になった〔Restoration of Gresley A4 #60019 Bittern LNERクラスA4蒸気機関車のグレズリーおよびワルシャート式弁装置の模式図 - 2006年10月4日確認〕。開発にはホルクロフトの貢献が大であったことを示すため、「グレズリー-ホルクロフト弁装置」と呼ばれることもある。 == 原理 == グレズリー式連動弁装置は実質上は付加装置であって、外側二気筒の弁装置の位置を逆向きに合成して中央シリンダーの弁位置を決めている。四気筒蒸気機関車によくみられる外側弁装置と中央弁装置とをつなぐ梃の一種で、軸位置が外側弁装置からの梃によって動くものとも考えられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グレズリー式連動弁装置」の詳細全文を読む
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