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グロワ島 (フランス語:Île de Groix、ブルトン語:Enez Groe)は、フランス北西部モルビアン県の島。 ==地理・自然== 長さ8キロ、幅3キロ。面積は15平方キロメートル。ロリアン沿岸から数キロの沖合に浮かぶ。ロリアン=グロワ間には日に数便のフェリーが往復する。行政上は、モルビアン県のコミューンである。 島には小さな町がある。島北岸には切り立った高い崖がそびえ、南岸の穏やか入り江には砂浜が広がる。グロワは多種多様な海鳥類の宝庫である。 グロワは地質学上、本土と異なる。東岸と南岸は1982年より天然鉱物資源発掘が行われている。島から60種類以上の鉱物が発見され、特に青い藍閃石、緑簾石、石榴石が知られる。島全体は主に結晶片岩からなっている。 西岸海洋性気候で、年間平均気温は約12℃、最も寒い12月と1月で平均気温が7℃から8℃である。最も暑い7月から8月の平均気温は17℃から18℃である。 グロワ島内にはヘビもキツネもいないが、ヒキガエルをまれに見ることができる。古ノルド語でGroという別称を持つヒキガエルは、Groixの語源になったといわれている〔La présence de crapauds sur Jersey est à l'origine du nom de "crapauds" (prononcer "cwapow") que les Guernesiais donnent à ses habitants.〕。ウサギがとても多く生息しているが、家庭で飼われるネコが急速に増えたため、過去10年間でその頭数は激減した。キジは島のいたるところで年間通してみることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グロワ島」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Groix 」があります。 スポンサード リンク
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