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グロスター級軽巡洋艦[くろすたあきゅうけいじゅんようかん]
グロスター級軽巡洋艦(くろすたあきゅうけいじゅんようかん、Gloucester Class Light Cruiser)とはイギリス海軍の軽巡洋艦の艦級である。本級はイギリス海軍が1936年に締結した第二次ロンドン海軍軍縮条約に基いて竣工させた艦級であり、サウサンプトン級、エディンバラ級と共にタウン級軽巡洋艦のサブクラスと見なされる場合もある。 == 概要 ==
本級はサウサンプトン級に引き続き建造されたタウン級軽巡洋艦の第二グループである。マイナーチェンジとして機関区の側面と砲塔の装甲を強化する改設計が行われたクラスである。重量増加を補うために機関出力を向上し、船型を艦幅と吃水を増やし、排水量9,400トンで速力32.25ノットを発揮した。しかし、排水量に比較して要求性能が過大で余裕がない設計であったため、戦況の悪化に伴う対空火器の増加を補うために主砲塔1基を下ろさなければならなかった。防御力を強化した本級であったが終戦時にはリヴァプール1隻だけしか残らなかった。 前級との外観の識別点として新型の主砲用射撃管制装置を採用し、艦橋の頂上部と後部見張所の上に1基ずつ計2基搭載したのが識別点である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グロスター級軽巡洋艦」の詳細全文を読む
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