翻訳と辞書
Words near each other
・ グロー・アップ
・ グロー・エンジン
・ グロー・オールド・ウィズ・ミー
・ グロー放電
・ グロー放電発光分光法
・ グロー球
・ グロー管
・ グロ住
・ グロ動画
・ グロ族
グロ男爵
・ グロ画像
・ グヮイヨ・セデーニョ
・ グヮッシュ
・ グワァー
・ グワィニャオン
・ グワイヒア
・ グワガンダ
・ グワシ
・ グワシ!楳図かずおです


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

グロ男爵 : ウィキペディア日本語版
ジャン・バティスト・ルイ・グロ

ジャン・バティスト・ルイ・グロ男爵Jean-Baptiste Louis Gros1793年 - 1870年)は、フランス外交官で、初期のダゲレオタイプ撮影家の1人である。ボゴタ1838年 - 1842年)およびアテネ1850年)、フランス臨時代理大使を務め、またロンドンでは大使を務めた(1852年 - 1863年)。1857年1858年には中国)と幕末日本に外交使節として派遣されている。この間に多くのダゲレオタイプを撮影しているが、もっとも有名なのはアテナイのアクロポリスを撮影したものである。
グロ男爵はアロー戦争1856年 - 1860年)に際しては、フランス軍の指揮を執っている。
1858年10月9日安政5年9月3日)、江戸日仏修好通商条約が締結されたが、グロ男爵はフランス側代表として、それに署名している〔ポラック 2001, p.29〕。随員にはギュスターヴ・デュシェーヌ・ド・ベルクール(初代駐日フランス公使)やシャルル・ド・モンブラン(後に在フランス日本総領事となる)がおり、また通訳はメルメ・カション神父が務めた。
彼の撮影したダゲレオタイプは有名であるが、数は少ないものの、南アメリカの風景を描いた絵画も、そのリアリズムが印象的である。
1851年ロンドン万国博覧会において、彼の姿が写真撮影されている。
1858年(安政5年)の日仏修好通商条約から数えて、国交開始150周年となる2008年に、日仏両国の代表的な人物の記念切手が発売された。グロ男爵はその「幕末シリーズ」10人の中に選ばれている。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジャン・バティスト・ルイ・グロ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.