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ケイアップル(別名:ウムココラ、英語名:Kei Apple、学名:''Dovyalis caffra'')は、南アフリカ原産の常緑中低木。ヤナギ科に属す(従来の分類ではイイギリ科とされていた)。名称の由来であるグレイト・ケイ川流域からアフリカ大陸東海岸沿いの北はタンザニアまでが産地である。 == 特徴 == 樹高は乾燥地帯では6m、それほど乾燥していない地域では9mほどまで成長し、樹形は乱れやすい。葉腋からは3-6cmの棘が生え、棘の根元の芽からは卵形の葉が交互に生じる。 花は花弁がない為、地味であまり目立たない。雌雄異株の為、結実させるには雌雄2本を植える必要がある。稀に雌株で単為結果が起きる。 果実は果皮、果肉ともに黄色もしくはオレンジ色をしており、直径2.5-4cmの球形で、細かい種子を含む。果汁が多く、酸味があるがリンゴに似た味がして美味である。豊産性で夏季に枝に大量の果実が垂れ下がった姿が見られる。蒔種から結果までの年数は約4年である。 塩害と乾燥に非常に耐性があり、また、亜熱帯性の植物でありながら-6℃までの耐寒性がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケイアップル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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