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ケジラミ症[けじらみしょう]
毛じらみ症(けじらみしょう)とは、ケジラミ(毛虱)という吸血昆虫による性行為感染症である。成虫の大きさは1mm~2mmで肉眼的には、陰毛の毛根にしがみついている時は「シミ」に、陰毛を移動中には「フケ」にしか見えないため、発見には苦労する。成虫は陰毛の毛根にフック状の鈎爪で身体を固定して皮膚から吸血する。卵は陰毛に粘着している。 潜伏期間は1ヶ月から2ヶ月とされている。 なお、感染は保有者との性行為とされ、そのため性感染症扱いされるが、実際には集団で入浴するなどの場合にも感染する例があるようである。 == 症状 == 陰毛部の異常な痒みである。その痒さは、男女を問わず人前で陰部をかきむしるほどと云われている。 また、吸血した皮膚より出血して下着に血痕が点々と付着するので、血尿を訴えて罹患者が来院することがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケジラミ症」の詳細全文を読む
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