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諸書(しょしょ/ヘブライ語:כְּתוּבִים)とは、ヘブライ聖書(תנ"ך)に収められた二十四巻(キリスト教では旧約三十九巻に含まれる)をカテゴリーごとに分類する際に用いられるユダヤ教の概念である。 == 序列 == ユダヤ教の伝統では、諸書には以下の十一巻が含まれる。 * 『詩篇』 * 『箴言』 * 『ヨブ記』 * 『雅歌』 * 『ルツ記』 * 『哀歌』 * 『コヘレトの言葉』 * 『エステル記』 * 『ダニエル書』 * 『エズラ/ネヘミヤ記』(ユダヤ教では『エズラ記』と『ネヘミヤ記』は一巻の文書と見なされている。) * 『歴代誌』(ユダヤ教では上下巻に分けられていない。) この序列はアシュケナジーの写本家たちによって公式に認定されており、ヘブライ聖書が出版される際には概ねこの序列に従って編集されている。ただし、ティベリアとセファルディムのマソラ学者の間では序列の一手法としか見なされておらず、ゲマラーにおいても別の序列が記録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「諸書」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ketuvim 」があります。 スポンサード リンク
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