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ケニア・シリング : ウィキペディア日本語版
ケニア・シリング

シリング()はケニアの通貨。ISO 4217の通貨コードはKES、通貨記号はKShで表される。補助単位は100分の1のセント東アフリカ・シリングに代わって、1966年に等価で導入された。東アフリカのなかでは最も安定した強い通貨であり、国外ではソマリア南部スーダンといった情勢不安定な地域で使用されることが多い。
== 硬貨 ==
1966年に最初の硬貨として5、10、25、50セント、1、2シリング硬貨が発行された。このうち25セント硬貨は1969年以降鋳造されず、2シリング硬貨も1971年を最後に鋳造を停止。新たな硬貨は1985年に5シリング硬貨が導入されたことに続き、1994年に10シリング硬貨、1998年に20シリング硬貨が導入された。
1966年から1978年のあいだに発行された全ての硬貨は表にケニア初代首相ジョモ・ケニヤッタの肖像が描かれ、1980年から2005年のあいだに発行された硬貨は第2代首相ダニエル・アラップ・モイの肖像が描かれた。現在発行する新硬貨のデザインは、再びケニヤッタの肖像に戻されている。
50セント、1シリング硬貨はステンレス製。5、10、20シリング硬貨は2種の金属からなるバイメタル貨である。また国家独立40周年を記念して2003年に発行された40シリング硬貨もバイメタル貨で、肖像には大統領ムワイ・キバキが描かれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケニア・シリング」の詳細全文を読む



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