|
ケニー・クラーク(Kenny Clarke、本名 Kenneth Spearman Clarke: 1914年1月9日 – 1985年1月26日)は、アメリカのジャズ・ドラマー、バンド・リーダー。ビ・バップ・スタイルのドラミングを築き上げた一人。クロック(Klook)の愛称で親しまれ、また後年にはリアカット・アリ・サラーム(Liaqat Ali Salaam)としても知られた。 == 来歴 == 1940年代初頭、ニューヨークのジャズ・クラブ「ミントンズ・プレイハウス」のハウス・ドラマーとして「アフターアワー・ジャムズ」に参加、ビ・バップの誕生からモダン・ジャズへの過渡期をここで過ごす。 シドニー・ベシェを含む初期の世代と同様、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、カーリィ・ラッセルらのバップ・スタイルの出現時の主要なイノベーターらと協演した。また、この時期には、サヴォイ・レコードの専属ドラマーとして多くの作品を録音した。 多くのミュージシャンらがミントンから他のプロジェクトに移って行った際に、若いピアニストで作曲家のジョン・ルイス、ヴィブラフォン奏者のミルト・ジャクソン、そしてベーシストのレイ・ブラウンも加わり、「MJQ:モダン・ジャズ・カルテット」を結成し、コニー・ケィにドラマーの座を譲るまでの4年ほど在籍した。 晩年は主にパリで暮らし、彼のふだんのバンド仲間や来仏した米ミュージシャンとの演奏、録音をおこなった。 1985年、モントルイユ(仏)にて71歳で死去。 1988年、「ダウンビート」誌の「Jazz Hall of Fame」に推挙される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケニー・クラーク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|