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ケニー 野村(ケニー のむら、Kenny Katsuhiko Nomura〔、1959年2月27日 - )は、日本の元プロ野球選手(捕手)であり、スポーツアドバイザーである。日本名は野村 克彦(のむら かつひこ)。実兄は元プロ野球選手でスポーツ選手の代理人業を務めるダン野村。継父は元プロ野球監督の野村克也、異父弟としてプロ野球選手の野村克則がいる。 == 来歴・人物 == 1959年(昭和34年)、神奈川県出生〔著者略歴 (ケニー野村) 『グッバイ・マミー -母・野村沙知代の真実』 新潮社 2001年9月〕。父親は、日本に駐在していた東欧ユダヤ系アメリカ人であるアルヴィン・エンゲル(Alvin George Engel)、母親は、日本人女性、伊東芳枝(後の野村克也夫人、野村沙知代)であった。東京都目黒区出身〔野村克彦 『ホームラン』12球団全選手百科名鑑1982〕。 小学校から高校まで、セント・メリーズ・インターナショナル・スクール(東京都世田谷区)に学んだ。大学は、カリフォルニア工芸大学に進学したが〔中退〔。1978年(昭和53年)、母親の再婚が成立し、野村克也の継子となった。 その後、1980年(昭和55年)からプロ野球球団、広島東洋カープ、次いで1982年(昭和57年)からの2年間は日本ハムファイターズに在籍したが、最後まで一軍でプレーする機会はなかった。 その後は日本やアメリカで、スポーツアドバイザーとして活動している。2001年(平成13年)には、自伝であり、母親(野村沙知代)についての暴露本でもある著作を出版した〔『グッバイ・マミー 母・野村沙知代の真実』 新潮社 2001年9月 ISBN 4-10-449001-6〕。また週刊新潮に掲載されたインタビューで沙知代がケニーに役員報酬として6000万円を支払っているという件につき「そんな事実はない」、と沙知代の税金逃れの手口を暴露した〔野崎勝義著「ダメ虎を変えた!ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年」朝日新聞出版、2011年、P83〕。翌年、巨額の脱税容疑で逮捕・起訴されていた母親に有罪判決が出たことを知った野村は、これらは自著が母親を追い詰めた結果であるとして、「正義が勝った」との感想を述べている〔『スーパーJチャンネル』 テレビ朝日 報道〕。 現在はアメリカ在住〔Sachiyo Nomura arrested in tax probe Japan Times Online, Dec-6-2001, Retrieved on Aug-25-2010〕(ロサンゼルス市 サンフェルナンド・バレー〔Kenny Nomura, 39 School of Baseball Tokyo Drive Magazine, Aug 2010, Retrieved on Aug-26-2010〕)。 同時に現在、実母の野村沙知代〔『週刊新潮』2001年6月14日号、ケニー野村(42)衝撃の告白手記「私は母野村沙知代を許さない」の中で「私はあなた(沙知代)を母親と思ってない」と語っている。〕、実兄のダン野村とは、それぞれ絶縁状態になっているという。しかし継父の野村克也とは絶縁状態になっておらず、1年に何度か面会している。また、後述のインタビューでも「父が野球を教えてくれた」と感謝の意を語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケニー野村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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