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ケビン・ピラー : ウィキペディア日本語版
ケビン・ピラー

ケビン・アンドリュー・ピラーKevin Andrew Pillar, 1989年1月4日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ウエストヒルズ出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。現在は、MLBトロント・ブルージェイズに所属している。
== 経歴 ==
MLBドラフト32巡目(全体979位)でトロント・ブルージェイズから指名され、6月12日に契約。ルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズで60試合に出場し、7本塁打37打点8盗塁、打率.347だった。
はA級ランシング・ラグナッツで86試合に出場。5本塁打57打点35盗塁、打率.322と好成績を残し、7月にA+級ダニーデン・ブルージェイズへ昇格。A+級では42試合に出場し、1本塁打34打点16盗塁、打率.323だった。
はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツで71試合に出場し、5本塁打30打点15盗塁、打率.313だった。6月にAAA級バッファロー・バイソンズへ昇格。AAA級では52試合に出場。4本塁打27打点8盗塁、打率.299と結果を残し、8月14日にブルージェイズとメジャー契約を結んだ。同日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー。8番・左翼で先発起用されたが、4打数無安打1三振に終わった。正左翼手であるメルキー・カブレラの離脱もあり、その後は正左翼手としてシーズン終盤まで出場。この年は36試合に出場し、3本塁打13打点、打率.206だった。
3月22日にAAA級バッファローへ異動し、開幕をAAA級バッファローで迎えた。開幕後は34試合に出場。1本塁打19打点5盗塁、打率.305と好成績を残し、正中堅手のコルビー・ラスムスの離脱もあり、5月13日にメジャーへ昇格した。6月9日の対ミネソタ・ツインズ戦ではケイシー・フィーンからサヨナラヒットを放った。レギュラーシーズンは53試合に出場。打率.267・2本塁打・7打点・1盗塁(メジャー初盗塁)という成績を残した。
はシーズン序盤からセンターのレギュラーに抜擢され、常時ラインナップに名を連ねた。4月16日の対タンパベイ・レイズ戦では、本拠地でファン総立ちのスーパーキャッチを疲労して高い守備力でチームに貢献。また、守備のみならず打撃でも貢献度を高め、チーム最多の159試合に出場して打率.278・12本塁打・56打点・25盗塁という成績を残した。盗塁はア・リーグ5位だった。持ち前の守備力では、センターを守った142試合で僅かに2失策守備率.995を記録したほか、DRSも + 14という高い数値。レフトでもDRS + 8であり、能力に違わぬ成績を残した。この年はジョシュ・ドナルドソンをはじめ、ホームランを量産する打者が多かったが、機動力・守備力を活かしたピラーの貢献度も非常に高く、その証拠に総合的な貢献度を示すWARは、ドナルドソンに次ぐチーム2位 (5.2) だった〔2015 Toronto Blue Jays Team Player Value--Batters - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月9日閲覧。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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