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ケプラー296 : ウィキペディア日本語版
ケプラー296


ケプラー296(英語:Kepler-296)は、地球から見てこと座の方向に約740光年離れた位置にある2つの赤色矮星から成る連星系である。

== 概要 ==

ケプラー296を形作る2つ赤色矮星は質量半径共に太陽の半分もない。表面温度も太陽の6割ほどしかない。2014年ケプラー宇宙望遠鏡の観測によって主星のケプラー296Aに5つの太陽系外惑星が発見された。そのうち、ケプラー296eケプラー296fはケプラー296Aのハビタブルゾーンに位置している。その為、この2つの惑星には液体の生命が存在する可能性がある。


上記の表は論文を発表したBarclayらによる値である。以下の表は論文発表前に観測を行ったRoweらによる値である。BarclayらとRoweらのデータでは惑星の半径や公転周期などに大きな差がある。Kepler Discoveries Tableや太陽系外惑星エンサイクロペディアに記載されているデータはRoweらのものを用いている。また、Barclayらの論文ではケプラー296Aに最も近いのはケプラー296cになっているが、Roweらの観測結果ではケプラー296bがケプラー296Aに最も近くなっている。


また、論文発表後にはTorres率いるチームがケプラー296eとケプラー296fのみを観測し、BarclayらとRoweらの観測では詳しく分からなかった軌道離心率軌道傾斜角を発表した。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケプラー296」の詳細全文を読む



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