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ケリー・サザートン(Kelly Jade Sotherton、1976年11月13日 - )は、イギリスの陸上競技選手。2004年アテネオリンピックの銅メダリストである。イギリス南部ワイト島ニューポート出身。 == 経歴 == サザートンは、十代のころは七種競技とネットボールの選手であった。2000年シドニーオリンピック七種競技金メダリストのデニーズ・ルイスが所属しているクラブに入るためバーミンガムへ移り、2002年にイギリス代表となる。 無名だったサザートンは、2004年アテネオリンピックの七種競技で、スウェーデンのカロリナ・クリュフト、リトアニアのアウストラ・スクイテに次いで周囲も驚く銅メダルを獲得。けがのためリタイアした同僚のルイスに代わりに活躍を見せた。 2005年のヘルシンキで開催された世界選手権では、5種目を終わったところでメダルも獲得できるポジションにいたが、不得手なやり投で脱落。最後の800mで自己ベストに迫る記録を出したものの、やり投で広がった差を縮めることができず5位に終わった。 2006年3月にはイングランドの代表として、オーストラリアのメルボルンで開催されたコモンウェルスゲームズに出場。オーストラリアのカイリー・フィーラーらを抑え金メダルを獲得した。同年8月にはスウェーデンのイェーテボリのヨーロッパ選手権に出場。5種目を終わって2位に位置していたが、またしてもやり投で失敗し、7位で終了した。 サザートンは、2007年の大阪で開催された世界選手権に出場。初日まず100mハードルを自己ベストの13秒21、走高跳は自己ベストにあと1cmと迫る1m86、砲丸投ではシーズンベストの14m14、200mを自己2番目の記録となる23秒40と好調なスタートを見せ、3位とメダル圏内に位置し2日目を迎えた。5種目目の走幅跳も自己ベストの6m68と快調なスタートを見せたが、続くやり投では31m90と出場選手中最下位に終わってしまい4位に転落。しかし、最後の800mでは2分11秒58で、出場選手中3位と踏ん張り、逆転で3位に浮上し銅メダルを獲得した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケリー・サザートン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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