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ケルキュオーン : ウィキペディア日本語版
ケルキュオーン

ケルキュオーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してケルキュオンとも表記される。
ブランコスとニュムペーのアルギオペーの子〔アポロドーロス、摘要(E)1・3。〕。あるいはヘーパイストスの子〔ヒュギーヌス、38。〕。あるいはアムピクテュオーンの娘とポセイドーンの子で、トリプトレモスと異父兄弟、娘アロペーの父〔パウサニアス、1巻5・2、14・3。〕。
ケルキュオーンはエレウシースで旅人にレスリングの試合を強い、負けた者を殺していた。しかしテーセウスアテナイに向かう途中にケルキュオーンを殺した。テーセウスはレスリングの技で殺したとも〔アポロドーロス、摘要(E)1・3。プルタルコス「テーセウス伝」11。パウサニアス1巻39・3。〕、武器で殺したともいわれる〔。
またケルキュオーンは娘アロペーが密かにポセイドーンの子ヒッポトオーンを生んだので、怒ってアロペーを殺した。エレウシースにはケルキュオーンの娘アロペーの墓と、ケルキュオーンがレスリングに使った競技場が残っていたという〔パウサニアス、1巻39・3。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケルキュオーン」の詳細全文を読む



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