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ケルト十字[けるとじゅうじ]
ケルト十字(ケルトじゅうじ)はラテン十字と十字の交差部分を囲む環からなるシンボルである。 ケルト十字の起源はキリスト教以前にまでさかのぼるが、後にケルト系キリスト教の特徴的なシンボルとなった。ケルト美術の主要な一部ともなっている。この意匠はまた、アイルランド十字やアイオナ十字とも呼ばれる。 == 起源 ==
アイルランドと大ブリテンのケルト地域では、支柱を持たない多くの十字架が立てられ、最初期のものは遅くとも7世紀にさかのぼる。これらのケルト十字の中にはルーン文字の碑文が記されたものがある(ルーン石碑)。いくつかはアイルランド以外にも、コーンウォール(ペランポースの聖ピランの十字などが有名)やウェールズ、ヘブリディーズ諸島などに残っている。他にもカンブリア州やスコティッシュ・ボーダーズに十字架があるが、いくつかは似通ったアングロ=サクソン十字である。 十字と円環を組み合わせた表現は広く見られ、キリスト教以前にも存在した。太陽十字と呼ばれるこれらは、青銅器時代のヨーロッパにみることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケルト十字」の詳細全文を読む
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