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ケン・シャムロック(Ken Shamrock、1964年2月11日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家、プロレスラー。ジョージア州メイコン出身。ライオンズ・デン主宰。元UFCスーパーファイト王者。元無差別級キング・オブ・パンクラシスト。 初期のリングネームはウェイン・シャムロック。PRIDE、UFC、WWE、TNA、パンクラスなどの団体に参戦経験を持つ。 総合格闘家のフランク・シャムロックは弟(戸籍上)だが、両名とも養子であり、血の繋がりはない。格闘家のロビー・キルパトリックは兄である。 == 来歴 == 父親の影響で10歳からアマチュアレスリングを始めた。アマチュアレスリングで活躍した後、ネルソン・ロイヤルが主宰していたレスリングスクールに入り、1989年にプロデビュー。1989年9月、全日本プロレスに初来日するも、新人でキャリアが浅かったことと、全日のファイトスタイルに適合しなかったため、評価は芳しくなく、週刊プロレスでかつて掲載されていた、外人レスラーの通信簿では10点満点の1点という最低の評価で、「ダメ外人レスラー」扱いされていた。 1990年10月、第2次UWFに参戦してからは、自身のファイトスタイルに適合したのか、見違えるようなファイトを見せるようになり、UWF崩壊後、プロフェッショナルレスリング藤原組を経てパンクラスに参戦。旗揚げ戦のメインイベントで船木誠勝と対戦し、肩固め(当時の報道ではスリーパーホールド)で勝利するなど、初期パンクラスでは外人エースとして活躍した。 1993年11月12日、UFCの第1回大会UFC 1のトーナメント準決勝でホイス・グレイシーと対戦し、チョークスリーパーで一本負け。 1995年4月7日、UFC 5のスーパーファイト王座決定戦でホイス・グレイシーと再戦し、時間切れで引き分け王座獲得に失敗した。 1997年2月24日、WWF(現・WWE)に「The World's Most Dangerous Man」(世界で最も危険な男)のニックネームでデビュー。同年12月7日、ショーン・マイケルズの持つWWF王座に挑戦するも、ハンター・ハースト・ヘルムスリーの乱入で反則勝ちとなり、規定により王座獲得ならず。1998年10月12日、8人トーナメントを制し、WWF・インターコンチネンタル王座を獲得。同年12月14日、ビッグ・ボスマンとのコンビでニュー・エイジ・アウトローズからWWF・世界タッグチーム王座を奪取。1999年にWWFを離れた。 2000年5月21日、PRIDE初参戦となったPRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦のスペシャルマッチでアレクサンダー大塚と対戦し、パウンドでTKO勝ち。試合後に長々とマイクパフォーマンスをしたことから観客からブーイングを受けた。 2002年2月24日、PRIDE.19でドン・フライと対戦し、判定負け。フライとはUFC時代の禍根で犬猿の仲として有名だったが、試合後は健闘を称えあって握手した。 2002年11月22日、UFC 40のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチでティト・オーティズに挑戦。3R終了時にセコンドからタオルが投入されTKO負けを喫し王座獲得に失敗した〔[UFC] 11.22 ラスベガス:ティト&ケン、遺恨は清算。短期決着が続出 BoutReview 2002年11月22日〕。 2003年、ホイス・グレイシーとともにUFCの殿堂入りが決定し、11月21日のUFC 45で表彰式が行われ、透明なオクタゴン型の盾が授与された。同時にUFC公式サイトで投票されたUFC歴代人気ファイターベスト10が発表され、ランディ・クートゥアに次ぐ2位となった。 2005年10月23日、PRIDE.30で桜庭和志と対戦し、右ストレートでTKO負け。 2006年4月から6月にかけて放送されたリアリティ番組「The Ultimate Fighter 3」でティト・オーティズと共にコーチを務めた。 2008年3月8日、Cage Rage初参戦となったCage Rage 25でロバート・ベリーと対戦し、スタンドパンチ連打でKO負けを喫した〔【CAGERAGE】今成、足関一閃!シャムロックはKO負け MMAPLANET 2008年3月9日〕。 2008年10月4日、EliteXCでキンボ・スライスと対戦予定であったが、試合前のウォーミングアップでトレーニング・パートナーの頭がヒットし、目尻を6針縫う負傷をしたためドクターストップとなった〔キンボ幻想終焉、カラーノは地力をみせる MMAPLANET 2008年10月5日〕。 2009年2月13日、ロス・クリフトンに一本勝ちを収めるも、後に禁止薬物の陽性反応が出たため、3月21日に予定されていたボビー・ラシュリーとの試合は中止となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケン・シャムロック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ken Shamrock 」があります。 スポンサード リンク
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