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ケ・ブランリ美術館(ケ・ブランリびじゅつかん、)は、パリ7区、セーヌ川のほとりのケ・ブランリー(ブランリー河岸)にある美術館である。 ミッテラン時代の1995年より計画が開始され、2006年6月23日に開館した。 この美術館はアフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの固有の文明・文化・芸術を扱っており、収蔵品は30万点に及ぶ。 == 経緯 == この美術館を構想したのは、「原始美術」(プリミティブ・アート)の研究者・コレクターで原始美術についての著書も出版していたジャック・ケルシャシュ(Jacques Kerchache)であった。彼がルーブル美術館に原始美術部門を開設させようと運動し新聞にもその必要を寄稿をしていた1990年、パリ市長のジャック・シラクと会い意気投合した。 シラクが大統領となると、ルーブル美術館に原始美術部門を作る準備を始めさせ、同時に原始美術専門館の建設構想も開始した。シラクはジョルジュ・ポンピドゥ大統領がポンピドゥ・センターを作り、ミッテラン大統領がオペラ・バスティーユなどグラン・プロジェを推進したように、この計画を強力に推進し、自身の在任中の代表的な文化プロジェクトにしようとした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケ・ブランリ美術館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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