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ケーキ : ウィキペディア日本語版
ケーキ

ケーキ英語:)は、洋菓子の一種。
日本語で単にケーキというと、一般には、スポンジケーキにクリームを塗り果物を載せたものを指すが、広義では、チーズケーキやホットケーキなどクリームも果物も載せないものや、クッキーを砕いた土台の上にクリームチーズの生地を敷き、冷やして固めたレアチーズケーキなど、様々な種類を指すこともある。多くのケーキは何らかの穀物の粉末(多くは小麦粉)、結着剤(多くは鶏卵や小麦粉に含まれるグルテン)、油脂植物油バターラードシュマルツなど)、水分(牛乳バターミルク、果物のピュレーなど)、膨張剤(酵母、重曹、ベーキングパウダーなど)を配合して作られる。また、欧米では焼き菓子のことを広く「ケーキ類」を示す語で指す。
なお、英語の用法では密度の高い食感の固形の食べ物や、石鹸などといった食品以外の固形物をcakeと呼ぶことがある。例としてはフィッシュケイク(fish cake=蒲鉾)、ライスケイク(rice cake=)、イエローケーキ(yellow cake=ウラン精鉱の別称)などがある〔山形県の郷土菓子(山形県以外でも生産はされている)である「ミルクケーキ」は加糖練乳カルシウムを加え板状にして乾燥させたもので、一般的な意味での「ケーキ」ではないが、この定義に従って命名された「ケーキ」である。〕。
店頭で販売されるときは、「ホール」単位、あるいは切り分けられて「ピース」単位で販売されることが多い。
== 名称と語源 ==
英語ではcake(ケーキ / ケイク)、ドイツ語ではKuchen(クーヘン(広義))、フランス語ではgâteau(ガトー)、イタリア語ではtorta(トルテ、大きなケーキ)、dolce(ドルチェ、広義で英語のsweetに相当する)、またはpasta(パスタ、麺類や小さいケーキ)と言う。
英語には1200年頃から見られ、古ノルド語 kaka から入ったとされる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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