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エドガー・ケイシー(Edgar Cayce, 1877年3月18日 - 1945年1月3日)は、予言者、心霊診断家。妻はガートルード・エヴァンズ。子供はヒュー・リン、ミルトン・ポーター、エドガー・エバンス。孫はチャールズ・トマス・ケイシー。彼の思想は神智学協会に始まる近代の神智学の影響が濃い〔大田俊寛 著 『現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇』 筑摩書房、2013年 ISBN 978-4-480-06725-8〕。ニューエイジの思想に影響を与えた。 == 経歴 == アメリカ合衆国ケンタッキー州ホプキンスビル出身。幼少期は聖職者になることを希望していた〔。保険のセールスをしていたが、咽頭をこわし、会話がままならなくなり写真家に転向。この治療のために行われた催眠療法中に別の人格が現れ、自らの治療方法を述べ、その通りにすると症状は治った。他者の疾患の治療方法も答えることができ、心霊診断を行うようになった。1923年に印刷業者で宗教・哲学、特に近代神智学に詳しいアーサー・ラマース () に出会い、ラマースは神智学の教えなどを催眠時のケイシーに質問し、ケイシーは神智学の影響を大きく受けた〔。病気診断や前世診断、霊的なアドバイスを行い、バージニア州に病院を創立するも、短期間で廃業。有力者の親族の治療を行った際に新聞に掲載され一部で知られるようになったが、彼を紹介する本が出版される晩年まで一般ではさほど有名ではなかった〔。 輪廻転生説を唱え、自分の前世はイギリス人ジョン・ベインブリッジで、ペルシアの医者、エジプトの高級神官(太陽神ラーの神官)、ギリシア神話に登場する都市トロイの門番、ルキオ(使徒行伝13:1、ロマ書16:21)として転生したことがあると主張。エジプトの太陽神ラーと旧約聖書の神ヤハウェ(父なる神)に仕えたという。 来世は1998年に生まれ、その次の来世は2158年ネブラスカ州に生まれると予言していたが、1973年生まれのディビッド・ウィルコックがエドガー・ケイシーの生まれ変わりを自称している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エドガー・ケイシー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Edgar Cayce 」があります。 スポンサード リンク
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