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『ケータイ刑事 銭形シリーズ』(ケータイでか ぜにがたシリーズ)は、2002年よりBS-TBSで放送されていたテレビドラマシリーズ。TBS及びTBS系列7局などでは時期遅れで放送されていた。 == 概要 == 警視総監を祖父に持つIQ180の10代の女の子が、携帯電話を武器に難事件を解決する刑事ドラマシリーズ。番組スポンサーがNTT docomo1社提供ということもあり、出演者が使う携帯電話は全てドコモの製品である。当初、犯人逮捕の際に携帯電話を犯人に投げつけるという案があったが、スポンサーのドコモからのNGで、結局、携帯ストラップを用いることになった。現在ではケータイ刑事が実際に「ケータイ」を使用するのは事件発生の入電ボイスを受信する時、事件現場のカメラ撮影、携帯ストラップを使い犯人を捕獲する時がメインである〔但し本作のプロトタイプとなった『悪いオンナ「ルーズソックス刑事」』では、携帯電話本体を直接投げていた。〕。また犯人が携帯電話を使うことはほとんどない。「銭形雷」では一時期、当時docomoがサービスを開始して間もなかった「Push Talk」を使用していたことがあった〔通常の「通話」でも問題がない一対一での会話や、電話を使用しなくても会話可能な近距離で使用し、そのことをネタにしていた。〕。 このドラマの主演女優は、その後、映画やドラマで重要な役柄を担当するようになる例が相次いでおり、若手女優の登竜門的色合いが強いシリーズとなっている。 主役の相棒を務める刑事は、過去に放送された刑事ドラマやミステリードラマで主人公を演じた俳優が配され、同一の、あるいは類似した役名で演じている。 ミステリーとしては「トリック当て」が多い。とはいえ「犯人当て」もある。現場状況や消去法などにより犯人は早い段階で判明するのだが、トリックが解明できないためラストまで逮捕できないエピソードが多い。 シリーズの原型は2000年放送のTBSドラマ『悪いオンナ「ルーズソックス刑事」』である。2005年11月からは「TBS BooBo BOX」で、ケータイ刑事シリーズのベストセレクションが有料でネット配信されている。2006年1月1日から放送された『ケータイ刑事 銭形雷』では、前4作品において共通であった相棒や鑑識といった主要キャストは全て一新された。 2006年2月4日には劇場版作品『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状』が、2007年3月10日には劇場版作品第2弾『ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森』が、2011年2月5日には劇場版作品第3弾『ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密』が公開された。 2011年公開の『THE MOVIE3』以降、新作は製作していない。またTBSテレビでは、新作が製作されなくなってからも2015年3月まで金曜未明(木曜深夜)に当シリーズの再放送が続けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケータイ刑事 銭形シリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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