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ゲロタ筋膜(; ジェロタ筋膜; ゲロータ筋膜; 腎筋膜)とは、密性結合組織の膜状の構造物である。筋組織を包んでいるのではなく、腎、腎周囲脂肪組織(脂肪被膜)、副腎を被っている。 腹膜腔から腎臓のあたりで壁側腹膜を開け、後腹膜にアプローチすると、つるつるの線維性の被膜が露出する。これがゲロタ筋膜である。腎を一周性に包んでいるのではなく、前葉と後葉が腎の外側方で合わさり、さらに腹壁の筋群の内面を被う「横筋筋膜」と名前を変えて、腹壁の筋の内側面の筋膜につながる。ゲロタ筋膜が線維膜(tunica fibrosa)と呼ばれず筋膜と呼ばれるのは横筋筋膜に続くからだと考えられる。 ==参考文献== 寺田春水、藤田恒夫(2004)『解剖実習の手びき』南山堂 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲロタ筋膜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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