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ゲンゴロウモドキ属[げんごろうもどきぞく]
ゲンゴロウモドキ属(ゲンゴロウモドキぞく、)は、ゲンゴロウ科を分類する属のうちの1属である。 == 特徴 == 本属の特徴としては、体型は卵型か楕円形で、一般に雄の方が雌よりかなり大型である。背面は緑色を帯びた黒色で、通常雄では平沢であるが、雌は点刻を密布して光沢を欠く。頭頂部には黄褐色から赤褐色の斑紋を装い、頭楯・上唇は黄褐色。前胸背は周縁または外縁に沿って幅広い黄紋により縁取られる。上翅は外縁に沿って幅広く黄色。雄では3条の点刻列を、雌は通常10条内外の深い縦溝を装う。雄の前附節の第1 - 3節は円形となる。後肢は細長く、末端に2個の多少湾曲した爪をそなえる。 大型種を含むグループで、旧北区および新北区に広く分布し、Roughleyによると28種に整理されている。最大種:en:Dytiscus latissimus(,)はヨーロッパに分布し、体長44㎜に達する。交尾の際には、雌の尾端には雄の分泌物により白色の交尾栓が形成されるが、交尾栓はメスが自ら後肢で外して複数回の交尾が可能となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲンゴロウモドキ属」の詳細全文を読む
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