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コアニチドリ
コアニチドリ(小阿仁千鳥、学名:''Amitostigma kinoshitae'' )は、ラン科ヒナラン属の多年草〔『日本の野生植物 草本Ⅰ 単子葉類』p.201〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.1063〕〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』pp.124-125〕。 ==特徴== 根は、狭長楕円形に肥厚した大小2個のものと、綿毛状のひげ根2-3本がある。茎は肥厚した根から出て、細く、高さは10-20cmになる。葉は、茎の半ばよりやや下側に1-2個つき、形は広線形で長さ4-8cm、幅4-8mmになり、先端はとがり、基部は茎を抱く〔〔〔。 花期は6-8月。茎先に白色または淡紅色の花を2-5個つける。苞は長さ3-8mmの広披針形になる。背萼片は長さ3.5-4.5mmで楕円形、側萼片は同長で斜卵形。側花弁は背萼片よりやや短く、広卵形。唇弁は長さ7-8mmになり、表面の基部には紅紫色の2列になる斑紋が並び、3裂した中裂片の先端は少しへこむ。短い距があり、長さ1-1.5mmになる。蕊柱は短く、葯は淡紅紫色になる。花後、花序の先にむかごができる〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コアニチドリ」の詳細全文を読む
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