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コイチヨウラン
コイチヨウラン(小一葉蘭、学名:''Ephippianthus schmidtii'' )は、ラン科コイチヨウラン属の地生の多年草〔〔〔『日本の野生植物 草本I 単子葉類』pp.220-221〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.1082〕〔『日本ラン科植物図譜』p.277, p.378〕。 ==特徴== 地下に細くて綿毛がある根茎がはい、地上に1花茎と1葉を出す。葉は、長さ2-5cmの葉柄があり、葉身は広卵形で、長さ1.5-3cm、幅1-2.5cmになり、縁は全縁、先端は鈍頭、基部は心形となる。葉はふつう緑色であるが、濃紫色のものもある。葉の表面には網状の葉脈がある〔〔〔〔。 花期は7-8月。花茎は直立して高さ10-20cmになり、下部には鞘状の鱗片葉が少数つく。花茎の先に淡黄白色から淡黄緑色の径7-8mmの花を2-7個まばらにつける。苞は膜質で長さ1mmになる。萼片は長さ約5-6mmの狭長楕円形で、先端は鈍頭になる。側花弁は萼片と同形で萼片よりやや短い。唇弁は長楕円形で、長さ約5-6mmになり、赤い斑紋がある。蕊柱は長さ3-4mmの棒状円柱形で、先端の花粉塊は明瞭な点状になる〔〔〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コイチヨウラン」の詳細全文を読む
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