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コオーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してコオンとも表記される。トロイアの老臣アンテーノールとテアーノーの子の1人で、長男。トロイア戦争でギリシア軍と戦った。 『イーリアス』3日目、弟のイーピダマースが奮戦するアガメムノーンに殺されたとき、遺体を取り返そうとしてアガメムノーンの死角から槍で攻撃し、アガメムノーンの腕に深手を負わせ、イーピダマースの遺体を曳いて行こうとしたが、アガメムノーンの反撃で殺された。しかしアガメムノーンはコオーンから受けた傷がひどかったため、一時戦場から退いた。〔『イーリアス』11巻。ほかパウサニアス、5巻19・4。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コオーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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