翻訳と辞書 |
コガネニカワタケ
コガネニカワタケ(黄金膠茸、学名: )は、シロキクラゲ科シロキクラゲ属のキノコ。 == 概容 == コガネニカワタケは、その名の通り膠(にかわ)のように軟質で、光沢のある黄白色または黄色のキノコである。形はシワのよった花びらに似ており、球形の塊になる〔参考文献2 P.453、参考文献3 P.531他〕。世界的に広く分布するごく有り触れたキノコで、シロキクラゲ属の基準種である。このキノコは、カシやヤナギなどの広葉樹の枝、または枯枝(かれえだ)に活着(菌類などの胞子が根づいて生育すること)し〔参考文献1 P.106〕、キウロコタケと結びついて樹皮を破って花びら状に成長する〔参考文献2 P.453〕。コガネニカワタケの担子器は類球形で2〜4細胞からなり、シロキクラゲ目に共通する特徴である縦隔壁(縦に並んだ壁)によって分割されている〔参考文献1 P.106他〕。 有性世代のA型とa型が接合する際に接合管を誘導する物質(性接合物質)として、東京大学農学部の坂神洋次らによりA型からtremerogen A-10、a型からtremerogen a-13というペプチドが発見されている〔 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コガネニカワタケ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|