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コケイラン(小蕙蘭、学名:''Oreorchis patens'' () Lindl.)は、ラン科コケイラン属の多年草。別名、ササエビネ(笹海老根)〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.93〕〔『日本の野生植物 草本Ⅰ 単子葉類』p.228〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.1083〕。 ==特徴== 地下の偽球茎は卵形から卵球形になり、偽球茎から1-2個の葉と1個の花茎を出す。葉は長さ20-30cm、幅1-3cmの倒狭披針形から線状倒披針形で、先端は鋭尖頭になり、下部は葉柄状にとがり、表面はひだがある〔〔〔。 花期は5-7月。高さ30-40cmになる花茎が直立し、10-40個の黄褐色の花を総状花序につけ、下方から開花していく。苞は長さ4-6mmの狭披針形で、先は鋭尖頭になる。萼片と側花弁は長さ8-10mmの披針形で、先端はやや鈍頭。唇弁は倒卵形になり、萼片と同長で基部近くで3深裂し、白色で紅紫色の斑点がある。距はない〔〔〔。 Oreorchis patens (bud).JPG|蕾 Oreorchis patens (flower s5).JPG|花の細部 Oreorchis patens 3.JPG|葉は細長く、ひだがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コケイラン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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