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コサメ小女郎[こさめこじょろう]
コサメ小女郎(コサメこじょろう)は、紀州日高郡龍神村(現・和歌山県日高郡田辺市)に伝わる妖怪。龍神村小又川の二不思議といわれる怪異の一つで、南方熊楠の著書『南方閑話』に記述がある。 == 概要 == 龍神村にあるオエガウラ淵という淵に住む妖怪であり、何百年という歳月を経たコサメ(魚)が妖怪と化したもの。人間の美女に化け、山に入って来たり淵に近づいたりする人間を誘惑し、水中に誘い込んで殺して食らっていたという。 あるときに小四郎という男に出会ったコサメ小女郎が、薪の灯りのもとで7年間飼い続けた鵜には敵わないと漏らしたため、小四郎がそのような鵜に淵を探らせたところ、目を抉られた大きなコサメの死体が浮かび上がった。その腹を割いたところ、中には木こりの鉈が7本あったため、7人の木こりがすでにコサメ小女郎に食べられ、すでに溶けてしまっていたことがわかったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コサメ小女郎」の詳細全文を読む
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