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コソボ解放軍[こそぼかいほうぐん]
コソボ解放軍(コソボかいほうぐん、アルバニア語:)は、コソボのアルバニア人による戦闘組織であり、ユーゴスラビア連邦共和国からのコソボの独立を求めて1990年代後半に主に活動した。 コソボ解放軍によるユーゴスラビア軍に対する攻勢は、1998年から1999年にかけてのコソボ紛争を引き起こした。これに対するユーゴスラビア軍およびセルビア人の準軍事組織による武力攻撃によって、コソボから多くのアルバニア人が脱出し、難民となった。この難民の流出は、NATOの国々や欧州連合、人道組織や西側諸国のメディアなどによって民族浄化が進行中であると断じられ〔UNDER ORDERS: War Crimes in Kosovo - 4. March-June 1999: An Overview 〕 〔Conflict In The Balkans: The Overview; Nato Authorizes Bomb Strikes; Primakov, In Air, Skips U.S. Visit - New York Times 〕、その危機を食い止める目的でNATOが戦闘に介入することとなった。 紛争は、交渉の末の合意によって終わり、合意によって、地方の統治機構の設立や地域の地位の最終決定を含むすべてのコソボの統治と政治プロセスは国際連合の手にゆだねられることとなった。 なお、本項において地名呼称がセルビア語とアルバニア語で異なる場合、「アルバニア語呼称 / セルビア語呼称」のように表記している。 == 歴史 == 1996年2月、コソボ解放軍はコソボ西部において、セルビアの政府や警察署などを標的とした一連の攻撃を行った〔"Unknown Albanian 'liberation army' claims attacks", Agence France Presse, February 17, 1996〕。セルビア人の統治者らはコソボ解放軍をテロリストと断じ、コソボでの治安部隊を増強した。これによって、コソボ解放軍はアルバニア人からの信頼を高める結果となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コソボ解放軍」の詳細全文を読む
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