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コンシステントハッシュ法 : ウィキペディア日本語版
コンシステントハッシュ法[こんしすてんとはっしゅほう]
コンシステントハッシュ法 (Consistent hashing) はスロットの追加や削除に対して、最小限のキーのスロットへのマッピングの変更で、ハッシュテーブルの機能を提供することのできる特殊なハッシュ法。その他多くのハッシュテーブルでは、スロット数の変化はほぼすべてのキーが再マッピングされるのに対して、コンシステントハッシュの場合、K をキーの数、n をスロット数とすると、平均 K / n 個のキーの再マップですむ。分散システムの一形態である分散キャッシュなどで利用されている。
==アルゴリズム==
スロットのハッシュ値をソートしてリストに管理する。前提条件として、スロットおよびキーにはハッシュ値が存在し、かつ、それぞれ相互に比較可能であることが必要であり、ハッシュ値に数値や文字列を利用していれば問題はない。
分散キャッシュとして使用する場合は、ノードごとに数百のスロットを用意する。そうすることにより、ノードを追加・削除した時に、スロットがハッシュテーブル全体に分散されているので、処理の負荷が全体に分散される。また、コンシステントハッシュにキーを追加・削除・取得するマシンがノードおよびスロットのリストを取得する仕組みも必要。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンシステントハッシュ法」の詳細全文を読む



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